新着記事

2020.02.10コラム

駐車場経営のコツ!儲かる人と儲からない人の違い

持て余している土地活用には、少ない初期費用で始められる駐車場経営が人気です。
近年は、若者のクルマ離れも耳にしますが、駐車場経営は儲かるか気になっていませんか?
そこで今回は、駐車場経営の将来性と上手く駐車場経営をしている人の特徴を解説します。

駐車場経営は儲かる?儲からない?

個人事業主初心者には、月極駐車場やコインパーキングなどの駐車場経営を選ぶ人が多くいます。
駐車場を見ると満車の時もあり、駐車場経営は需要が高く、儲かるイメージがあるかもしれません。
結論から言えば、駐車場経営はローリスク・ローリターンの土地活用と位置づけられます。
大きな失敗のリスクは少ないけれども、大幅な利益を上げることも難しい商売です。
ただし、車を所有している人がいる限り、駐車場は必ず必要であり、一定数のニーズはあります。
不動産投資のような大幅なリターンは期待できませんが、安定した副収入に繋がることは可能です。

駐車場業界の将来性

近年の駐車場業界における需要と供給のバランスはどうなのか、将来性を見ていきましょう。
自動車検査登録情報協会によれば、2011年から自動車保有台数は年々上昇の傾向にあります。
若者のクルマ離れが話題になっていますが、実際は6年間で200万台以上増えているのです。
それに伴い、月極駐車場・コインパーキングの利用者も増えており、市場規模は増加しています。
2006年の道交法改正により、路上駐車をする人が減り、駐車場利用者数は増加しました。
駐車場大手4社の売上高は、合計2,244億円、伸び率9.8%アップを記録。
令和に入ってからも駐車場業界は供給不足の状態にあり、将来性は明るいと言えるでしょう。

駐車場経営で儲かる人と儲からない人の違い

駐車場経営は、少ない資金で始めることができますが、失敗と成功の分かれ道はどこにあるのでしょうか。

需要が高い土地

需要の高い場所に駐車場経営することは、利益に大きな影響を与えます。
月極駐車場の場合は、住宅街に需要が高く、コインパーキングの場合は、ショッピング施設・駅・空港周辺が利益を出しやすくなります。
また、近くにライバルの駐車場がないことも安定した収益の要因となります。
周辺の住民や遊びに来る人が求めているニーズを把握できれば、駐車場経営は成功しやすいです。

はじめに利回りを計算する

駐車場での経営を成功するために大切なことは利回りが挙げられます。
借地の場合はそこまで収益性が高くないことも多いため、利回りは最初に計算することが大切です。
駐車場経営は、実質の利回りが50%以上、土地を借りたり購入した場合は、約4%が一般的です。

まとめ

駐車場の経営は立地と条件によって、収益が変わるため、最初はプロに任せるとスムーズです。