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2018.11.14コラム

小口投資とは?初心者が抑えておきたいポイントを解説!

「給料もなかなか上がらないから、投資を始めてみたい、けど元手が少ない…」といった悩みを抱えている方は、少なからずいると思われます。
実際、投資に興味はあっても一定のまとまった金額が無いと、なかなか始めるのは難しいものです。
しかし、実は元手が少なくても少額から投資ができる方法はいくつかあります。
そのうちの1つが「小口投資」と呼ばれる方法で、投資対象を投資家全員で少額に切り分けて、リターンとリスクを全員に分散させる仕組みです。
今回は、少ない資金でも投資を始めたい方に向けて、小口投資の初心者が押さえておきたいポイントについて解説していきます。

小口投資とは?

小口投資とは具体的に説明すると、本来投資をする場合には、一定のまとまったお金が必要ですが、投資家から集める一口あたりの投資金額を少なくすることで、小額から投資ができる仕組みのことです。
少ない額から始められるので、今までは投資をするお金がなかった人も、手軽に手を出すことが出来るようになり話題となっています。
そんな小口投資ですが、一般的には不動産への少額投資という意味(不動産小口投資)で使われています。

不動産小口投資について

「不動産投資」と聞くと、やはり大きくまとまった金額が必要なのでは無いかというイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし、不動産投資には「不動産小口化商品」というものが存在し、1つの大型物件に対して複数の投資家が共有持分権を持つことが出来るように小口化された商品のことを指しています。

例えば、マンションを一棟買うとなったら必要な資金力は相当なものであり、登記や確定申告などの手間もかかってしまい手間と労力が必要です。
そこで生まれたのが不動産小口商品です。多くの人から資金を集め、そこから得られる家賃収入を出資者に配分するのです。

不動産小口投資のメリットとデメリット

次に不動産小口投資のメリット・デメリットについて解説して行きます。
小口投資にも当然いい部分と悪い部分があるので、しっかり押さえておきましょう。

メリット

不動産小口投資のメリットとしては、やはり、不動産という本来なら購入に数百〜数千万単位でかかる投資に対して少額で投資していけるということです。
少額で投資していけるということは、それだけ参入のハードルは低くなりますし、小口投資の場合、不動産投資の面倒な部分である、物件の管理・維持・メンテナンスをプロに任せるため、その点もメリットであると言えるでしょう。
さらに株式などより、高い利回りも期待できます。

デメリット

デメリットとしては、商品によりますが、売りたいと思った時にすぐに売ることが出来ないという点でしょう。
不動産は他の株式・為替などと比べて、確かに変動幅が穏やかではあるものの、やはり価格の下落で損失をするケースも多いので、この点も抑えた上で投資を行いましょう。

メリット、デメリットを理解し、自身のスタイルに合うかどうか考えて投資を行いましょう。